大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、肛門から内視鏡を挿入し、小さなカメラで直腸から盲腸までのポリープやがん、炎症などを調べるのに使われます。
他の検査では識別困難だった大腸の色調変化や粘膜面の変化をとらえることができるため、小さなポリープの発見も可能です。
また、疑わしい部位が見つかった場合は、生検のための組織を採取することができます。
当クリニックの大腸カメラは、NBIシステム、拡大内視鏡を導入しております。さらにハイビジョン対応スコープを大幅に上回る「HQ画質」の高詳細画での観察および、従来の視野角140°よりさらに広範囲での観察ができる視野角170°でのワイドアングルでの観察を施行しております。また、検査後のお腹の張りを軽減するため、空気より約200倍吸収が早い炭酸ガス送気システムを導入しております。
日本消化器内視鏡学会専門医、指導医、日本大腸肛門病学会専門医、指導医が検査を施行します。
大腸をきれいにするために、下剤約2リットルほどを数回に分けて飲んでいただきます。
※前日から下剤を飲む場合もあります。
3個以上あてはまる方は一度専門医に相談しましょう。
内視鏡検査1例ごとに完全洗浄をおこなっています。検査前には必ず肝炎ウィルス検査などの感染症検査もおこない、二重でチェックを行い、内視鏡を介しての人から人への感染症の心配はありません。